注目させたい時のお助け役、集中線
映像制作において、視聴者の注意を特定のポイントに向けることは非常に重要です。その手法の一つとして「集中線」を活用することで、視覚的なインパクトを強め、意図した部分に目を引きつけることができます。本記事では、映像制作における集中線の効果と活用方法について解説します。
1. 集中線とは?
集中線とは、画面の一点に向かって放射状に広がる線のことを指します。漫画やイラストなどでよく使われ、強調したいオブジェクトや人物に視線を誘導する役割を果たします。映像制作でもこの原理を応用することで、視聴者の注目をコントロールすることができます。
2. 集中線の効果
集中線を映像に取り入れることで、以下のような効果を得ることができます。
- 視線誘導:重要な要素に視聴者の目を向けさせる。
- 躍動感の演出:スピード感や勢いを持たせ、アクションシーンをより印象的にする。
- 驚きや強調の表現:キャラクターの驚きや特定の場面の強調に使える。
参考画像:



3. 映像での集中線の活用方法
集中線を映像で使用する方法はいくつかあります。
A. グラフィックとして追加
映像編集ソフト(After EffectsやPremiere Proなど)を使用して、手動で集中線を追加できます。エフェクトやオーバーレイ素材を活用すると、手軽に組み込むことが可能です。
B. カメラワークによる演出
ズームインやパン(カメラの移動)を活用することで、集中線のような効果を生み出せます。たとえば、特定の対象に急速にズームすることで、視線を集めることができます。
C. 光や影を利用
ライティングを工夫することで、集中線と同様の効果を生み出せます。スポットライトやシャドウの配置によって、視線を集めたいポイントを強調できます。
4. そのほかAfterEffectsで作成例
参考例として、3種の集中線を組み合わせると深みがある集中線が出来上がります。
単純な集中線、奥行がある集中線、奥から流れるラインを今回は作例としています。
単純な集中線:標準でAEに入っているフラクタルノイズから、極座標を用いたパターン
奥行がある集中線:標準でAEに入っているフラクタルノイズから、CCclinderを用いたパターン
奥から流れるライン:トラップコードのParticularを用いたパターン
参考画像:https://youtube.com/shorts/GsLepI683mk
5. まとめ
集中線は、視聴者の注意を引きつけるための強力なツールです。グラフィックの追加やカメラワーク、光の使い方を工夫することで、映像のインパクトを高めることができます。映像制作において「どこに注目させたいか」を意識し、効果的に集中線を活用してみましょう。
参考画像:
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集中線 サンプルAEP https://ryunos.booth.pm/items/6762108